2012/02/11

職員旅行はイタリアに決定!

私の働くスタヴァンゲル大学はわりと最近、5年ほど前に大学になったばかりです。その前はもっとコミュニティーカレッジみたいなかんじだったようです。その時代に大きい学部だったのが、ホテルマネージメント。先日100周年を迎えた歴史のある学部です。地元から、そして世界中から学生がホテルマネージメントを学びにこの学部に来ます。なぜこんな話をするかというと、2年ほど前まで経済学部及びビジネスはこのホテルマネージメントの中に入っていたのです。

そのころは、Norwegian School of Hotel Management の中のInstitute for Economics and Managementだったのです。これは経済学者やビジネス系の職員からたいへん不評でした。経済学やビジネスがホテルマネージメントの下にくるのおかしい(その反対ならありえるかも)し、この肩書きは意味不明である、と。なので、私たちは自分の名詞にもこのホテルマネージメントの部分は入れない、自己紹介するときも言わない、という習慣になっていました。

そしてとうとう2年ほど前、ホテルマネージメントと経済・ビジネスは分離することとなりました。それに伴って、私も3階から1階にオフィスを移りました。これは、みんなにとってよい結果を産みました。それまでは、となりのオフィスの人が一体どんな研究をしているのかよくわかりませんでしたが、今では自分と比較的似通った研究をする同僚に変わりました。そういう意味で、もう少し連帯感というものがうまれたように思います。それをさらに強靭にすべく(チームビルディングって言うんですか?)、私の学部では年に一度、職員旅行に行くことになったようです。その年はノルウェー国内でスキー旅行に行ったようですが、私たちはちょうどスペインかどこかにバケーションに行っていたので、職員旅行には行きませんでした。



去年は、正式にビジネススクールとして発足した記念の年ですが、職員旅行は3泊4日でアイスランド旅行でした。もちろん、飛行機代も、ホテル代も、食事代も、全て学部持ちです。これは私が参加、夫は留守番でした。あまり期待せずに行ったのですが、思いのほか楽しかったです。アイスランドは美しく、食事も美味しく、それまであまり話したことのなかった同僚とも話す機会があり、たしかに学部の結束は前よりも深まったような気がします。

そして、その職員旅行が、今年は三泊四日イタリア旅行に決定した、というメールが来ました。イタリア、去年酔っ払った学部長がそんなことを口にしていたのを覚えていますが、まさか本当に実現するとは。これは行かないと!旅行はまだまだ先、10月の話ですが、今から楽しみです。でも、夫が今年は自分が行きたいなんて言い出したらどうしよう・・・。

2 件のコメント:

  1. イタリア!!!
    わたしの憧れの地です!

    あ・・・毎日楽しみに読んでいますよ。たあこです。
    イタリアと聞いて、ついつい反応してしまいました。

    実は来年の1月か2月に訪伊しようとひそかに計画しています。
    昔からカンツォーネが大好きで、食べることが大好きで、「マンマ」になるしかないっ!なんて思っているの。(体型だけは資格あり)

    今年は夏に末の娘が留学しお弁当を作る仕事がなくなり、9月末で夫が退職するので愛犬の世話も頼めるし・・・、これを機に念願のイタリア旅行を考えているわけです。

    Yukoさんは世界各国いろんなところへ出かけていらっしゃるでしょ?! 羨ましいわぁ~

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  2. いいですね~。私は結婚前、夫が夏オスロに滞在していたとき、まずローマとナポリの知り合いを訪ねて、それからオスロに行ったんですよ。たあこさんも、イタリアに行って、そこから娘さんのいるノルウェー、というのもいいのではないでしょうか。

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