2012/05/21

プレイデート

プレイデート、という言葉は日本でも使われるのでしょうか?ノルウェーでも使うのかどうかよく分かりませんが、英語ではよく使う表現です。なんのことかというと、単に、子供を一緒に遊ばせましょう、ということですが、今どきは親も子供も忙しいので、ちゃんと日時を決めておかないと、一緒に遊ぶこともままならないのです。特に娘の学校はスクールバスも走っているほど、学校から遠いところに住んでいる子供も多いので、一緒に遊ぶとはいえ、親が送り迎えをしないといけない場合がほとんどです。なので、子供のお稽古や親の都合など、いろいろと調整して、やっと子供は学校以外のプライベートな時間に一緒に遊ぶことができるのです。

先日下の娘が幼稚園の「親友」たちとプレイデートしました。よく考えて見たら、上の娘にはいろいろプレイデートをアレンジしているのに、下の娘はまだ幼稚園のお友達とプレイデートしたことがない、という事実に最近気付いたので、これではいけない、と、娘の友達のママのひとりに「プレイデートしませんか?」ともちかけたところ、あれよあれよ、という間に、娘がいつも一緒に遊んでいる親友4人といっぺんにプレイデートすることになりました。いつもは、一人の子と予定を合わせるのにも苦労するのに、4人みんなと都合が合うなんて、星の巡り合わせとしか思えません。

集まった4人の女の子たちは、ノルウェー人と日本人ハーフのうちの娘のほかに、両親がアジア系ノルウェー人とデンマーク人、アメリカ人とノルウェー人、そしてコロンビア人とベネズエラ人、という、民族的にも言語的にもばらばらの子供たち。こうして、いろいろなバックグランドの子供たちと当たり前に遊べるのが、インターナショナルスクールのいいところです。そして、私意外の親御さんはみんな石油関係のお仕事をしているのは、やっぱりスタヴァンゲル。そういう意味で、国籍は多様でも、プロフェッショナルの分野に偏りがあります。



プレイデートは、びっくりするほどスムーズにいきました。女の子をお持ちの親御さんはご存知と思いますが、女の子はなんでもかんでもドラマチックです。ちょっとしたことでも、世界の終わりみたいに騒ぎ立てます。まさに、リトルドラマクイーンたち。そんな彼女達ですが、ティーパーティーを開いたり、ママと赤ちゃんごっこをしたり、おやつを食べたり(マシュマロをチョコレートにディップして食べるのが特にお気に入りだったようです)、プリンセスのドレスと靴でドレスアップしたり、お友達のペットのうさぎに餌をあげたり、まあ、さんざん遊びました。もちろん、いろいろドラマもありましたが、通常の範囲内です。子供たちが思いのほか仲良く遊んでいたので、私たちもリラックスしておしゃべりできました。普段顔を合わせている他のママたちとは、挨拶は交わしても、あまりゆっくり話す機会というのはありません。いつも「仕事に遅れる!」と急いでいるか、「ママ~」と子供に裾を引っ張られているからです。なので、こうやってコーヒーでも飲みながらゆっくり世間話をする、というのは珍しく、楽しい時間でした。ホストしてくれたママは、子供たちにお土産にアクティビティーブックとリップグロスまで用意してくれました。

お土産にいだだいたアクティビティーブックとリップグロス。もちろん、三歳児に頂いたものですよ。
今回の成功に気を良くした私たちは、またぜひこういう機会を持ちましょう、という話をしましたが、もうすぐ学校は夏休みに入ります(6月の15日から8月の半ばまで夏休みです)。多国籍なぶん、子供たちは夏休みともなれば世界中に散らばっていくので、次のプレイデートは夏休みが終わってからになりそうです。

ちなみに、「お泊り」はスリープオーバーといいます。上の娘はお友達の家にスリープオーバーしに行ったり、またお友達がスリープオーバーしにきたりしていますが、下の娘はさすがにまだそこまではいっていません。5歳くらいになったら、下の娘もおねえちゃんよのうに、スリープオーバーに行けるかな。

1 件のコメント:

  1. みやちゃん、とっても楽しかったでしょうね!
    プレイデート、そういう言い方をするのね。
    女の子に限らず男の子も幼稚園時代はよくやりました。
    兄弟姉妹を連れて、たくさんおやつ持ち寄って。
    小学生となった今は、子どもたちは自由に約束をしてくるし、親は平日都合の合う時にランチしながらゆっくりおしゃべり♪
    友達の家にお泊まりはまだ経験ないわ。
    そういえばお誕生日会もまだやったことないし、周りでも聞かないな。
    そちらはお誕生日会、盛大でしょう?
    一日だけのヒロイン、一度くらいやらせてあげたいかも。

    返信削除