2012/04/24

放課後アクティビティー

月曜日と火曜日。この2日間私たちはちょっとばたばたしています。なぜかというと、上の娘のダンスのレッスンがあるからです。月曜日は6時15分からバレエのレッスンです。そのまま行ったら少し早すぎるので、いったん家に帰って、大急ぎでご飯を食べ、夫か私どちらかが上の娘を連れてスタジオへ。しかもけっもう離れた所にあるので、車で片道20分くらいかかります。火曜日はダンスのレッスンが5時からなので、4時に娘たちを迎えに行って、そのままスタジオへ。下の娘は上の娘のレッスンが終わるのを待っていなければいないので、DVDなどを持参して、暇つぶしができるようにします。

さらに、今週からそこにサッカーの練習が加わりました。上の娘が学校のサッカークラブに参加することになったからです。なので、月曜日はサッカーとバレエ両方の準備をしておかないといけません。

子供の放課後のアクティビティーで走り回る親は私たちだけではもちろんありません。ほとんどの子供がなにかしらのアクティビティーに参加しているようです。近くであるなら勝手に行って帰ってきてくれるのかもしれませんが(近所の子供たちはそうしているようです)、遠い場合はやはり親が送り迎えしなければです。また、アクティビティーによっては(サッカーなど)、週末の度に、今日はどこそこで試合、などど、あちこちに遠征しているようで、親は大変です。

ポピュラーな習い事は、バレエ、ダンス、水泳、サッカー、体操、などのスポーツ系と、ピアノ、ヴァイオリン、演劇、などの芸術系でしょうか。空手やテコンドーなどの武術系も人気です。地域のカルチャースクールでいろいろなクラスを取ることもできますが、なかなか空きがなかったりするので、プライベートのレッスンに行くのも一般的です。娘達のいとこの女の子達(12歳と9歳)はバトンとハンドボールをやっていて、バトンの方は地区大会で入賞するほどの腕前です。

ところで、夫は娘にテニスの英才教育を受けさせたいと思った時期があったのですが、それはノルウェーに引っ越した時点で無理となりました。なぜかというと、カリフォルニアのようにタダでいつでも使えるテニスコートがあまりないのです。また天気も悪いので、いつも練習しようと思ったら高い会費を払ってテニスクラブのメンバーになり、高い使用料を払ってテニスコートを使うことになります。アンドレ・アガシは子供の頃から毎日何千球だかのボールを打ち込んでいたそうですが、そんなことをしていたらえらい出費です。まあ、そんな小さいことを気にしていたら、天才なんて育てられないのでしょうが。


娘の友達はフィギュアスケートが大好きで、しかもかなりの才能の持ち主らしく、最年少でスケートクラブのメンバーになったそうです。六歳の現時点で、毎日最低2時間、週末は一日中、とにかく毎日スケートのトレーニングをするそうです。このイースターの休みにはお母さんの出身地であるウクライナにスケート合宿に行っていました。なんでも元オリンピックコーチに指導してもらうんだとか。ノルウェーはスキーは強くても、フィギュアスケートの地盤はありません。このままいったら、あと数年でノルウェーにはもう彼女をコーチできる人がいなくなってしまうそうな。そうなったらアメリカに引っ越さないといかしら、なんて、本気ですか?!

ノルウェーでの習い事は、のんびりしているというか、別に「才能を開花させないと!」みたいな気迫があまりないようです。少なくとも今の時点では、みんなが楽しめるように、というのが基本姿勢。競争心旺盛な夫にしてみるとちょっと物足りないようですが、私としてはそれくらいでいいのではないかと思います。でも、これから大きくなっていくにつれ、もっと「競争」というものが大切になっていくのでしょうか。そうなったとき、なにかとセンシティブな上の娘がどう反応するのか。

また、下の娘はおねえちゃんがいろいろやっているので、自分も何かしてみたい様子。なので、小さい子用のアクティビティーを探しているところですが、上の娘ひとりのスケジュールでもけっこう大変なのに、さらにアクティビティーが増えるのか、と思うと、ちょっと心配でもあります。学校の宿題に加えて、(なかなか進んでいない)日本語の勉強、そして様々なアクティビティー。子供は大変ですが、その親も大変です。

1 件のコメント:

  1. 本当ですね~。
    私の娘は5歳なのですが新学期からアクティビティを始めさせようかと思っています。
    でも、おっしゃるとおりスクールのホームワークは週末にドッチャリ持ってくるわ、日本語の勉強も週末にあり、遊びたいわで専業主婦の私でさえ足踏み状態ですよ~。

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