やっと終わった・・・何って、5月17日の憲法記念日。
先週は基本的に忙しかったのですが、火曜日にトロムソに日帰り出張したのがやっぱりきつかった。スタヴァンゲルからトロムソへは直行便が出ていないので、オスロ経由で行ったのですが、朝の5時半に家を出て、10時半ころトロムソに到着、11時半からプレゼンをしてそのあとミーティング、そして4時半の飛行機でスタヴァンゲルへ。家に着いたのは夜の8時。疲れた・・・。そして次の日はミーティングやらセミナーやらで一日が終わり、疲れが残ったままに17日の朝。
5月17日はノルウェーがデンマークから独立して独自の憲法を制定した記念すべき日、ということで、もちろん国の祝日。この日、各地で子供たちのパレードが行われます。娘の学校もパレードに参加します。英国学校ではレセプションと呼ばれる、日本で言う年長さんの年からこのパレードに参加するので、娘は去年からパレードに参加したのですが、私はそのとき学会でハワイに行っていて、なんと帰ってくる日にちを計算ちがいしてパレードに間に合わなかったために、娘のパレードを見逃してしまう、という大失敗を犯し、また、全て一人でやらなければならなかった夫にはいまだに嫌味を言われます。
さて、パレードで子供たちは普通ノルウェーの民族衣装で参加しますが、英国学校では民族衣装は着ないで、代わりに学校の制服でパレードします。パレードは朝10時からなので、子供たちは9時に集合です。この日は朝からひどい天気でした。寒いし、雨も降ったり止んだりしています。これが他の日だったら外に出ないで一日家にこもっていたいような天気ですが、パレードなので仕方ありません。子供に温かいウールの下着を着せて、集合場所に向かいます。着いて見ると、みんな悪天候の中、それでもパレードということで少し興奮気味でしたが、中には泣いている子もいます。私だって、このクソ天気の悪い中パレードしろ、と言われたら泣いちゃうかも、気持ちは分かるよ、と、同情の視線を向けつつ集合場所を後にして、パレードの通過地点に向かいました。
それでも道端には沢山の人が集まり、パレードが始まるのを待っています。それにしても、この天気。5月だというのに、また冬に逆戻りしてしまったようです。春は一体どこへ行ってしまったのか。もう戻って来ないのか。おしゃれより防寒を優先させた格好で来てよかった。周りを見渡しても、顔見知りの英国学校の親御さんたちは、ほとんど防寒優先の格好でした。まあ、自分の国の祝日ではないので、気楽なのかもしれません。一方で、ノルウェー人はみんな民族衣装を着ています。でも、雨なので雨合羽を着ていて、せっかくの衣装も良く見えません。
 |
せっかくの衣装も雨合羽でよく見えません。 |