2012/06/19

締め切り、締め切り, 締め切り

ここのところ、投稿が滞ってしまいました。帰国準備に加えて、いろいろと締め切りが重なって忙しい毎日を送っていたためです。なぜそんなに締め切りがたてこんでいるかというと、夏は私たちにとって学会の季節だからです。といっても、学会はもちろん年間を通してあるわけですが、やはり夏に多いのは、夏は基本的に授業がなく、学校もないので、まとまって旅行しやすいためでしょうか。
学会に家族連れで来る人たちもたくさんいます。仕事もこなしながら、家族のバケーションもとれて、一石二鳥です。

学会には論文を前もって送って、審査に通った場合のみ発表できるのが普通です。ただ、この時点で、完成した論文を送る場合もありますが、2ページほどの概要を送ればよい学会もよくあり、その気軽さで私は概要をを3本送ってありました。これも、全部の審査に通るとは限らないため、少し多めに送ったわけですが、これがなんと、3本全部通ってしまい、嬉しい悲鳴(?)をあげながら論文を3本書く羽目になった次第です。共著の同僚からは、お前は書き終わった論文以外は学会に応募禁止、と禁止令まで出される始末。

それ以外にもいろいろやることがある中、なんとか1本書き上げたのですが、次のがなかなか終わらず、帰国当日まで仕事をした後、二日間の東京滞在中も、昼に観光して夜に論文を執筆というハードスケジュールとなってしまいました。スカイツリーの見える夜景を背に、時差でなかなか寝てくれない子供がやっと寝た後、午前2時、3時まで仕事、そして翌朝普通に起きて観光・・・つらい。でもなんとか2本目の論文も締め切り当日に出し終え、ほっと一息。でもまだ3本目の論文は始めてもいませんが。


こうして、徹夜まがいの日々を数日間送ったわけですが、そのときふと思ったのは、こんなに夜遅くまで仕事するのは大変久しぶりである、ということです。こんなことは、ノルウェーに引っ越してから始めてかもしれません。もうすっかりノルウェーの仕事環境に慣れてしまい、夜遅く仕事をする、ということをしなくなったようです。日本やアメリカで一緒に仕事をしている人たちは、彼らの時間の夜遅く、または朝すごくはやく(多分徹夜明け)メールをしてくる人がいます。私もアメリカで働いていたころは、今よりずっと仕事のプレッシャーが大きく、いつも仕事をしていた記憶があります。しかし、ノルウェーではあまりそういうプレッシャーがないので、よほど差し迫ったことがない限り、休日や夜は仕事をしていません。こんなだと、もっと仕事ができたらいいな、などど思うほどです。

今は東京見物も終えて、新潟の実家にいます。娘たちも、学校・幼稚園に月曜日から通い始めました。娘たちが日本の生活に慣れるのがまずは最優先なので、仕事もブログも滞りがちですが、もう何日かしたらまた娘たちの日本での様子など、お知らせできるかと思います。実家はあまり仕事環境が整っていないため、仕方なく近所のファミレス(最寄りのスタバは車で30分かかります)でドリンクバーのコーヒーをすすりながら仕事をする私です。

4 件のコメント:

  1. 日本滞在、楽しんでくださいね!
    私は入れ替わりにNorgeに参ります・・・。ああ、物価が・涙

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  2. 私は日本のモノの多さに少し飽和状態です。すっかりノルウェーに慣れちゃったかな!?

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  3. 先週、ベルゲンでの2週間の滞在を終え、戻ってきました! 香港到着初日、物の安さと、アジアの食材がすぐ手に入ることに、感動してしまいました。 来月、中旬からまたベルゲンへ1週間です!日本での滞在、楽しんでください!

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    1. 忙しいですね!ベルゲン、少なくともお天気がいいといいですね。私は、前回太って帰ったので、今回は日本で食べ過ぎないように気をつけていますが、美味しいものがたくさんあって、難しい!

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