2013/09/17

途切れ途切れですいません

気が付いたらもう9月も半ば。そして、振り返ってみれば、前回の更新は、あれ、5月!?

5月から今まで、いったい何をしていたかといえば、子供の夏休みとそれに伴うロジスティックス、そして新学期、と、なんだかあれよあれよという間に時間が過ぎていってしまいました。この夏はなにをしていたかといえば、子供の学校が6月半ばから8月半ばまでお休みなので、毎年のことですが、日本に一ヶ月ほど帰っていました。その間仕事も全部休み、というわけにもいかないので、仕事も日本に持ち帰り。授業はないので、研究関連や論文執筆、新学期のクラスの準備、などになりますが、別に大学のオフィスにいなければできない仕事、というわけではないのと、だいたいノルウェーでは7月なんて誰も職場にいないので、特に罪悪感を感じることもありません。夫はノルウェーに残っていたのですが、「今日もオフィスで誰にも会わなかった。」なんて言っていたくらいです。こんな調子なので、ノルウェーは社会全体が7月は仮死状態。仕事で誰かにメールを送ってなにかを頼んでも、すぐに返事が返ってくるなんて期待できません。役場だって、人が出払って少人数で対応しているので、なにかと時間がかかります。ノルウェーの人はもうこんな状態に慣れっこなので、「7月は物事が進展する期待をしない」という心構えがなっていますし、大事な事柄(バケーションに出る前にパスポートを申請しておくなど)は7月前に済ませておくわけです。

そうして、8月になるとぼちぼちと職場にも人が戻ってくるようですが、私たちは8月の頭から2週間トルコにバケーションに行っていたので、私はまるまる一ヵ月半オフィスからはなれていたことになります。私などは、日本から戻ってきた時点でちょこっとでも仕事をさせて!という気持ちだっだのですが、夫が「娘たちにとって、日本滞在はバケーションであると同時に学校に行ったり幼稚園に行ったりして、充分な休息であるとは言い難い、よって、家族で本当の意味でのバケーションに行く必要がある」と主張するので、なんだか半強制的にバケーションすることに。私はノートパソコン持参で、トルコのホテルでちょこちょこと遠慮がちに仕事をしていました。とはいえ、毎日飽きるほどプールで泳いだり、ビーチに行ったりして、全員すっかり日焼けしてノルウェーに帰って来ました。


そうして、日本ではお盆休みが終わった頃、ノルウェーでは新学期が始まります。日本と違って、学校は新年度が秋から始まるので、学年がひとつ上がったり、新入生が入ってきたりするのはこの時期なのです。また、娘たちの通う英国学校は、日本で言う年長さんの学年をレセプションといって、幼稚園よりは小学校に近い環境になります。この学年から制服で学校に通い、毎日朝9時から午後3時まで学校があります。内容も、「遊び」からより「学び」へと変わっていきます。今年下の娘がこのレセプションに上がったのです。これは、本当に、日本だったら幼稚園から小学校に上がるのと同じくらいの大きな変化ですが、それがひとつ下の子供たちに課せられるのです。最初は「自分は大きい女の子になったんだ」という興奮でいっぱいだった娘ですが、2週目に入ると、「この生活がこれからずっと続くのだ、年中さんにはもう戻らないのだ」ということを自覚したためか、朝ぐずるようになりました。周りにも、「ママー!」と泣き叫んで先生に引きずられるように教室に入っていく子供たちの姿がちらほら。先生に、この状態はどのくらい続くのですか、と質問したところ、「そうですね、個人によりますね。だいたい1,2週間で慣れるようですが、中には半年しても慣れない子もいますしね~。」とのこと。不安がよぎります。しかし、新学期が始まって一ヶ月。娘もすっかり新しい学年に慣れて、今では宿題をするのが一番の楽しみ、というくらい。もう、朝泣き叫ぶ子供の姿も見られなくなりました。ふう、一安心。

また、新学期は習い事のスケジュールも新しくなるので、娘ふたりの習い事のスケジュールと私たちの仕事のスケジュールを照らし合わせて、誰がいつどの子をつれてどこに行くのか、調整が必要です。そして、私たちの場合は授業のスケジュールもあるので、これらすべてを上手く調整するだけでも一苦労。そして、そのスケジュールに慣れるのにも時間かかかります。

そして、やっと今、一段落ついたところなのです。まあ、随分と長い言い訳になってしまいましたが、つまりは、忙しくてなかなかブログに向かう時間と余裕がなかった、ということですね。これからはもう少し定期的に更新するようにがんばりたいと思います!

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