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2017/01/02

ノルウェー年末年始

明けましておめでとうございます。今年も皆様にとってよい年でありますように。

年が明け、お正月が元旦しか祝日でないノルウェーでは、さっそく3日から学校が始まります。冬休みですっかり夜更かしに慣れた子供たちが朝早く起きて眠い目をこすりながら学校に行くのは日本でもノルウェーでも同じなのではないでしょうか。

さて、我が家はこの年末はなかなか忙しい日々が続きました。なぜかというと、日本から友人一家が遊びに来ていたからです。私たちは、毎年クリスマスはいつも夫の実家で過ごしてきました。クリスマスは家族みんなで過ごすのがお約束のノルウェーでは
珍しいことではありませんが、私にとっては、夫の実家に行くことで今までクリスマスの準備を免れていたのです。なにしろ、クリスマスはいろいろご馳走を、しかも連日作らなければならないのに、お店が閉まってしまうので、何日も前から綿密な用意が必要です。そして、私は8年間ノルウェーに住んでいて、今までそういったクリスマスの準備をサボってきたのです。そして今年、とうとう自分の家でクリスマスを取り仕切ることになりました。義母は私がちゃんとノルウェー式のクリスマスを取り仕切れるのか心配そうですが、今まで義母のクリスマスに乗っかってきた経験から、一応どんなことをしなければならないかは心得ているつもり。

ノルウェーではクリスマスは一番のイベント。その準備は一ヶ月前のアドベントからはじまります。クリスマスの4週前の日曜日から、毎週キャンドルを一本ずつ灯していきます。そして12月1日からは子供たちはアドベントカレンダーを開け始めます。アドベントカレンダーは小さな箱や袋などを12月24日まで、一日ひとつ開けるようになっていて、中にはチョコレートやお菓子、アクセサリーなど、子供の喜ぶものが入っています。子供たちは毎日朝起きると真っ先にアドベントカレンダーを開け、何が入っているかを見つけるのです。こうして子供たちの期待感はクリスマスに向けて着実に上がっていきます。我が家でもIKEAで買ったカレンダーにいろいろ詰めておきました(写真右下のサンタはアドベントカレンダーです)。

クリスマスに向けて部屋を飾りつけ

また、家中にクリスマスカラーのテーブルクロスやらサンタの人形やら星の置物やらを置き、クリスマスのムードを演出します。さらに、毎年飾っている偽者の小さいツリー(写真上奥)に加え、今年は本物のツリー(写真下)も買いました!
クリスマスツリーは高さ2メートル

2013/02/11

ノルウェーのキャビンでスキー休暇

今週娘たちの学校が冬休みなので、スキーバケーションに来ています。やって来たのはヴァルドレス地方のファルガネスの近くのキャビン。オスロから北の方に二時間半ほど行ったところです。なぜスタヴァンゲルから車で8時間もかけてここまで来たのか。ひとつには友人夫婦と一緒に来たからです。彼らは去年も同じキャビンをレンタルしたそうですが、大変気に入ったのでまた行きたい、と言います。もうひとつには、値段。スタヴァンゲル一帯はみんな学校が冬休みなので、キャビンを持っている人はいいとして、私たちのようにキャビンを所有していない人はレンタルしなければいけないわけですが、ピークシーズンということでたいへん値段が高いのです。ファルガネスは、オスロに住む人たちがスキーに訪れる場所ですが、オスロとは冬休みの時期がずれているので、こっちならオフピークの値段でキャビンが借りられます。私たちが借りているキャビンも、ピーク時には値段が4倍以上にも跳ね上がるそうな。

そういうわけで、一日かけて荷物でいっぱいの車を運転して、こんな遠くまでやってきたわけですが、娘たちは日本に帰ったりして長旅に慣れているので、移動は特に問題なくスムーズにいきました。ただ、途中休み休み来たので、朝の8時に出発して、到着したのは夜の7時。やはり長旅でした。しかも、私たちのバケーションはスペインなど南に行くことが多いので、今回のように、長旅の後に辿り着くのが、暖かいビーチではなく雪深い山奥なのはいつもと随分違います。また、泊まる所も、リゾートホテルではなく、ノルウェーの山小屋。

ノルウェーの山小屋というのは、基本的に質素なものです。最近は、よりラグジョリアスなキャビンが増えてきたとはいえ、基本はシンプルなのです。友人夫婦にも、「キャビンはすごくシンプルなものだから」と、忠告を受けていました。それでも、暖かいお湯もでるし、トイレも家の中にあるし、車も家の前に止めれられるし、ずいぶん快適であるといいます。では、そうでないキャビンもあるのかといえば、あるのです。私の同僚の一人は、山奥の小島に彼の家族が代々所有するキャビンを持っているそうですが、冬は行かないそうです。昔に建てられたキャビンは、ちゃんと防寒層(?)を入れた壁ではなく、もちろん窓も一重なので、そこでは寒くて冬は過ごせないそうです。また、シャワーもなく、夏ならば近くの川や湖で行水するのですが、さすがに冬ではそうもいなかいと。さらに、島にはちゃんとした下水道が通っていないので、家の外に建っているトイレも水洗とはいきません。「シンプル」と言えは聞こえはいいかもしれませんが、こうなるともう現代人が我慢できる限界を超えてしまった感じです。彼も、「僕の先祖はそうやって暮らしていたのだけれど、今の僕たちにはとても無理だよ。」と言っていました。

レンタルしたキャビン。

2013/01/31

お誕生パーティー

子供のいるみなさんは、子供の誕生パーティー、どうされてますか?考えてみたら、子供を持ってから日本で子供の誕生会に呼ばれた記憶がないので、日本の誕生会事情がどんなものなのか知らないのですが、どこでするか、誰を招待するか、など、いろいろ頭が痛いのは同じなのでしょうか。

我が家でも先日上の娘の7歳の誕生会を行いました。誕生日は平日だったので、その週末に誕生会を開くことにして、土曜日に親戚・家族で、日曜日にお友達をよんで、と2度パーティーです。家族でのパーティーはもちろん自宅ですが、お友達をよんでのパーティーは、近くのプレイランド、というのか、巨大な屋内の遊び場施設で行いました。なにしろ、クラス全員招待してあるので、全員来たら21人。とても自宅では無理です。

この、クラス全員招待、というのも、随分検討を重ねた末の結論です。親友二人はまず招待するにして、そのほかの子供たちのうち、誰を招待するのか。他に2,3人女の子を招待するのならばもちろん自宅でしますが、この2,3人を選ぶのが随分難しかったのです。あの子も、この子も、と思えばどんどん数が増えていきます。そして、お誕生会によんでもらった子は、やはり自分の誕生日にも招待したいのは当然です。また、7歳ともなると、誰が誰の誕生会に行くのか、という情報は子供たちの間で伝達される模様。そうして、へんに仲間はずれにされてしまう子供がいたら困るし、などど考えると、結局「もう、全員招待してしまえ」ということになりました。

2013/01/01

クリスマス休暇終わり!

明けましておめでとうございます。忙しくて途切れがちなブログですが、今年もどうぞよろしくお願い致します!

日本ではやはりお正月がメインのこの時期かと思われますが、ノルウェーではお正月はあっさりしていて、大晦日に花火を打ち上げて盛大にパーティーをして、元旦に休んだらもう二日からは普通に仕事に行く人も多いようです。とはいえ、うちの子供の学校は今週いっぱいお休みなので、私たちは、たまった仕事を片付けるため、子供の通う学校で共働き夫婦のために有料で運営されているチャイルドケア(託児所みたいな感じでしょうか)に子供たちを預けて明日から仕事です。冬休み中にも仕事をする、という予定はまったく実行されずじまいでした。なぜなら、お正月はあっさりしていても、本命のクリスマスがあったからです。

子供たちにとっては「あーあ、もう終わっちゃった」と思われるクリスマスですが、大人たちは「やっと終わった」とほっと一息ついているところではないでしょうか。ノルウェー人はキリスト教国ということもあり、クリスマスは盛大です。ノルウェー人はクリスマス一ヶ月も前から準備に取り掛かります。家はクリスマス用に飾り立てられ、クリスマス用のクッキーをせっせと作ります。クリスマスのディナーに何を食べるかも決めないといけません。とはいえ、ノルウェー人のキリスト教に対する感覚はちょっと日本人の仏教に対する感覚に似ているようにも感じます。もちろん個人差はありますが、私の周りはあまり信心深い人はいないので、特にクリスマスに教会に行ったりもせず、単に大きなイベントとしてとらえられているように思います。日本では恋人同士で過ごすクリスマスも、欧米ではもっぱら家族で過ごすもので、反対に新年は友達や恋人と派手に祝う、という、日本とは逆の過ごし方です。しかし、日本同様、いえ、日本以上に、ノルウェーのクリスマスは商業化されています。

2012/12/13

ビバ IKEA?

IKEAにはシアトルでの学生時代からお世話になっています。カリフォルニアに引っ越してからも、それは変わりません。その後コロラドに引っ越した時には近くにIKEAがなく、「一体どこで家具を買えばいいの?」と途方に暮れたのを覚えています。もちろん、コロラドに住んでいる人だって家具を買っているわけで、家具屋さんは当然あるのですが、学生時代は家具と言えばセカンドハンドで安く買ったものか、IKEA で、となんとなく決まっていたので、卒業してもその感覚が抜けなかったようです。

IKEAの魅力はやはり何といっても、その安さとデザイン性ではないでしょうか。「こんなに可愛いものがこんなに安く!?」と、初めてIKEA に行った時は大変驚いたものです。また、上の階のディスプレーセクションはIKEAの家具や品物の「使い方例」を示して客にインスピレーションを与え、下の階には雑貨と倉庫、という大変ウマいやり方をしていて、しかもそのほとんどを回らないと出口にたどり着けない仕組みになっていて、買うつもりのなかったものまでついつい手を出してしまうという始末です。しかし、アメリカに住んでいた頃は、IKEAは近くにはありませんでした。少なくとも車で一時間かかる距離にあり、「ちょっとIKEAまで」というよりは、「今日はIKEAに行くぞ!」という心持ちでした。特にシアトルに住んでいる時は車を持っていなかったので、車を持っている友達に便乗してやっとIKEAに行くことができる、という状態でした。

その後ノルウェーに引っ越して来て、IKEAはノルウェーの人にとって、かなり身近な存在であることを知りました。まず、立地。スタヴァンゲルでは、中心街からでも車で10分。もちろん広い駐車場つき。私たちなどはIKEAは通勤の途中にあり、毎日IKEAの横を通って仕事に行きます。そして、デザイン。IKEAはお隣のスウェーデンが本社なので、デザインはスカンジナビアンで、ノルウェー人の感性とも一致します。そして、もちろん値段。物価の高いノルウェーでは、機能的なものを安く買えるIKEAはやはり心強い存在です。こにらに引っ越してきたばかりの頃、何軒かのお家を訪問したとき、どのお宅でも同じグラスを使っていて、「これは一体どういうこと?もしかして政府配給?」なんて思ったら、なんとIKEA製。そう、IKEAはそのくらいノルウェーでは普及しているのです。

2012/12/09

新居に新家電

新居に引っ越してからもうすぐ一ヶ月経ちますが、やっと荷物の整理も一段落して少し落ち着いてきた今日この頃です。理由のひとつには、お店に私たちが選んだ冷蔵庫の在庫がなく、3週間も待って、やっと先週配達されてきたのです。一緒に買った洗濯機と乾燥機も一緒に配達されてきたため、結局冷蔵庫、洗濯機、乾燥機のないまま3週間生活する羽目になったのです。いったいどうやってこれらの家電のないまま3週間も生活したのか。さすがに冷蔵庫がないのは困るので、小さい冷蔵庫(ホテルのミニバーについてくるようなやつ)を購入して、それを使っていました。家族4人でミニバーサイズの冷蔵庫はさすがに辛いので、野菜などは玄関の外に出して天然の冷蔵庫。それでも冷蔵庫はミルク、たまご、それにちょっとしたお肉などを入れたらもういっぱいいっぱいでした。そして、洗濯。幸い前に借りていた家の契約が11月いっぱい残っていたので、借家に洗濯をしに通いました。そうはいっても、そんなに頻繁にも行っていられないのと、ノルウェーの洗濯機・乾燥機はやたらに時間がかかるので(洗濯に2時間半、乾燥に4時間なんてことも!アメリカの倍以上の時間がかかる!)、2,3日に一回洗濯するのがやっとでした。

その反面、新居に入れた家電は高級品とはいわないまでもそれなりに良いものを選びました。まず、レンジトップ(って言うのでしょうか。おなべを火にかけるところです)。日本の方には今さら、思われるかもしれませんが、我が家もやっとインダクションを導入しました(日本で言うIH)。これがまた、素晴らしい!お湯もあっという間に沸くし、掃除も超簡単。また、オーブンと一体型でなおかつキッチンのカウンタートップと一緒になっているので、変な隙間などがなく、掃除も楽です。食器洗い機はそんなに変わりませんが、一体型なのであまり外から目立たないのと、静かなのがグー。レンジも一体型のものを選択して棚に収まっているので、背が低い私にはすこし大変ですが、それでもレンジにカウンタースペースをさく必要がないので、狭いキッチンにはありがたいです。

奥にあるのがインダクションのレンジトップ。その下についているのがオーブン。カウンタートップと一体になっているのが分かるでしょうか。上についているのがオーブンレンジ。


2012/08/29

新居完成間近・・・かな?

なぜ忙しいときにかぎって、さらにやることが増えていくのでしょうか。「お金は淋しがりだから、よりお金のあるところに集まるようになっている」とは、昔友達が言った言葉で、言いえて妙、と心から納得したものですが、忙しさというのも、なんだか忙しさを生むように思います。そういえば、お店やカフェなどでも、お客さんはまとめてがばっと来たかと思うと、急に誰も来なかったりして。物事には波というものがあるのでしょうか。なんて、そんなことを考えてしまうのは、最近妙に忙しいからです。日本ももうすぐ新学期ですが、こちらではもう8月の半ばから新学期が始まっています。私はこの学期クラスをふたつ教えているので、ほぼ毎日、日によっては二つ、授業があります。ひとコマ2時間で教えているので、授業がふたつある日などは、それだけでもうぐったり。それに加えて来週プラハでの学会、さらにそこから直行でベルゲンへ行って別の会議、と立て続けに発表があり、それらの発表の準備にも追われています。そしてさらに、新学期ということで、子供たちの習い事の新しいスケジュール、プレイデート、毎週末のようにやって来るお誕生会、と、子供関連でやることも盛りだくさん。ただでさえ毎日やることがいっぱいなのに、そこにさらにダメ押しが新居。去年から建てている新居が、とうとう完成間近なようです。

新居完成は嬉しい反面、このクソ忙しいときに引越しのことなど、考えただけで頭がクラクラしてきます。しかし、引越し以前に、まだまだやらなければいけないことが沢山!私も夫も、見たくない物には目をつむる習性で、今までそれらの事を先送りにしてきたのですが、もうそんなことを言っていられないほどに新居の建設は進んだようです。先日新居の照明やバスルームの業者に会ってきたのもそのためです。また、家の中ばかりでなく、外もどうするのか考えなければいけません。しかし、ちょっと何かするだけで目玉の飛び出るような価格を払わなければならないノルウェー。ガレージの前を舗装するだけでも随分な出費です。また、家の裏庭にパティオを付けてもらったので、そちらも結構な出費。この調子で、新居への出費はじりじりと上がっていきます。しかし、自分たちでやる、などというスキルは持ち合わせていないので、人を雇ってやってもらうしか道はありません。

2012/08/21

祝 ノルウェー語テスト合格!

ノルウェー語のテストに無事合格いたしました。

やったー!素直に嬉しい!そしてほっとした!前にも書きましたが、テストを受けた後の感覚としては、たぶん大丈夫と思うけど、落ちる可能性は少なくはない、というものでした。特にリスニングはちょっと(かなり)危ういと思っていたので、合格ときいて、とっても安心した反面、私程度のレベルでも合格できるとは、採点がめちゃめちゃ甘いに違いない、とも思ってしまいました。

自分で言うのも何ですが、私のノルウェー語は、日常会話にも困るほどのかなりの低レベル。会話の出だしは好調ですが、そのまま5分も会話が続かない!それは、ノルウェー語だとあまりに効率が悪いために、5分も経つ頃には会話も英語に変わってしまっているから。これでは上達なんてするわけない、と思っていた矢先、とあるお店で、そのお店の店員さんとノルウェー語の会話が随分続いたことがありました。なぜそんなにノルウェー語の会話が続いたかといえば、ひとえに店員さんが英語を喋るのを拒否したためです。

そのお店に行ったのは、今建てている家の照明を選ばないといけなかったからです。すでに契約によってそのお店で購入しないといけないことになっており、向こうも家の間取りなども承知なので、部屋ごとに、ここはこんな感じがいいんじゃないかしら、とか色々アドバイスをくれて大助かりなのですが、彼女は「私、あまり英語が上手じゃないから」と、私のノルウェー語レベルとは無関係にとにかくノルウェー語を通します。私もありったけのノルウェー語で応対。身振り手振りも交えての私たちの会話は周りから見たらちょっと滑稽だったかもしれませんが、こっちも必死です。なにしろ、新居の照明がかかっているのです。

2012/07/16

子供と飛行機

子持ちで海外在住の日本人の方は、この時期頭が痛いのが日本への帰国ではないでしょうか。いえ、帰国が頭が痛いのではなく、子供を連れての帰国が。なにって、飛行機ですよね。長~い時間子供を連れて飛行機に乗っているのは本当に苦痛です。一人の頃は、飛行機の時間が長いからと、音楽や本をいろいろ用意して準備万端で搭乗したものでした。ずっと座っていて疲れるし、帰国は大変、などど思っていたわけですが、子供を持ってみると、一人で飛行機に乗っていた頃はまるで公園を散歩していたようなものであった、としみじみ思います。反対に、子供を連れて飛行機の苦労を味わった今では、一人でならどこへでも平気。ちょっとくらい長いフライトだって、ちょろいもんです。

うちは、子供ふたりを私がひとりで日本に連れて帰ります。夫はノルウェーに残って仕事です。スタヴァンゲルからはさすがに直行便は出ていないので、いつもコペンハーゲン経由で成田へ向かいます。これも、他の大きい空港(アムステルダムとか、ロンドンのヒースローとか)よりもコペンハーゲンの方がこじんまりしていて、子供を連れての乗り継ぎが幾分ラクである、という配慮からです。

さて、飛行機の中で子供を退屈させないために、私はありとあらゆる物を持参します。今回持っていったのは、と申しますと、

1.子供用のゲームのアプリ満載のアイパッド
2.DVDプレイヤー2台と映画のDVDいろいろ
3.シールブック
4.お絵かきブック
5.新しいペンのセット2つ
6.本2冊
7.カードゲーム
8.任天堂DS2台
8.おやつ

と、こういった物をキャリーオンのスーツケースや子供のリュックに詰め込んでいきます。キャリーオンには、さらに私の仕事用のラップトップも入るので、もういっぱいです。しかも、セキュリティーチェックの度にラップトップやDVDプレイヤーなどをいちいち出して、別個に箱に入れてチェックを通さないといけないので大変です。さらに、ここに、搭乗直前に買う水やおやつなどが加わって、私はあちこちに荷物をぶら下げて飛行機に乗ることになります。

2012/06/19

締め切り、締め切り, 締め切り

ここのところ、投稿が滞ってしまいました。帰国準備に加えて、いろいろと締め切りが重なって忙しい毎日を送っていたためです。なぜそんなに締め切りがたてこんでいるかというと、夏は私たちにとって学会の季節だからです。といっても、学会はもちろん年間を通してあるわけですが、やはり夏に多いのは、夏は基本的に授業がなく、学校もないので、まとまって旅行しやすいためでしょうか。
学会に家族連れで来る人たちもたくさんいます。仕事もこなしながら、家族のバケーションもとれて、一石二鳥です。

学会には論文を前もって送って、審査に通った場合のみ発表できるのが普通です。ただ、この時点で、完成した論文を送る場合もありますが、2ページほどの概要を送ればよい学会もよくあり、その気軽さで私は概要をを3本送ってありました。これも、全部の審査に通るとは限らないため、少し多めに送ったわけですが、これがなんと、3本全部通ってしまい、嬉しい悲鳴(?)をあげながら論文を3本書く羽目になった次第です。共著の同僚からは、お前は書き終わった論文以外は学会に応募禁止、と禁止令まで出される始末。

それ以外にもいろいろやることがある中、なんとか1本書き上げたのですが、次のがなかなか終わらず、帰国当日まで仕事をした後、二日間の東京滞在中も、昼に観光して夜に論文を執筆というハードスケジュールとなってしまいました。スカイツリーの見える夜景を背に、時差でなかなか寝てくれない子供がやっと寝た後、午前2時、3時まで仕事、そして翌朝普通に起きて観光・・・つらい。でもなんとか2本目の論文も締め切り当日に出し終え、ほっと一息。でもまだ3本目の論文は始めてもいませんが。

2012/06/10

スタヴァンゲル新コンサートホール

スタヴァンゲルに9月に新しくオープンするコンサートホールのサウンドチェックも兼ねた非公開のコンサートに行ってきました!なぜそんな機会に恵まれたかというと、スタヴァンゲルシンフォニーでヴァイオリンを弾く菜穂さんという方が招待して下さったからです。私は彼女とは面識はなかったのですが、日本人コミュニティーに宛てたメールでコンサートのことを知り、さっそく「ぜひ行きたいです!」とずうずうしくお願いしたのです。しかも、彼女がヴァイオリンのソロを弾くということで、ますます楽しみです。一応チケットを4枚お願いしたのですが、さて、誰といくか?平日なので夫と行くのは無理(ベビーシッターが必要なので)。下の娘はまだクラシック音楽のコンサートは早いだろう。ということで、上の娘と、夫の母親と妹さんを連れて行くことになりました。演奏はもとより、まだオープンしていないコンサートホールで観客を呼んでの初のお披露目、ということで、私たちみんなとても楽しみにしていました。

チケットは、菜穂さん本人が、同じくシンフォニーでヴァイオリンを弾いているさやかさんという方とふたりで、わざわざ大学まで届けてくださいました。大学のカフェでコーヒーをすすりながらきくところによると、おふたりとも外国生活が長く、小さい頃から外国で過ごしているので、日本語より英語の方がラクなようです。私が菜穂さんとのメールのやりとりで、日本語だとメールの返信を書くのに何倍も時間がかかるため、途中から英語に切り替えて、「すいません、英語で失礼します」と返信すると、「ありがとうございます!私も英語の方がラクです!」との答えが返ってきました。日本語でメールを書くのは、やはり外国生活の長さに比例して大変になってくるようです。

私は音楽家の方とお会いするのは初めてなのですが、大学の駐車場に車を止めてカフェに向かうのに、おふたりともご自分の楽器を持って車を降りてきたのが印象的でした。盗難防止?それとも、車に置いておくと楽器の調子が悪くなるとか?どういう理由なのかききそびれてしまいましたが、学会に行くのにノートパソコンを家に忘れた経験のある私とは大違いです。

当日、一旦家に帰って晩ご飯を食べ、大急ぎで会場に向かいました。途中夫の母親と妹をフェリーターミナルで拾ってコンサートホールに向かいました。あるはずの駐車場もまだ建設中のようで、また、道路もまだ工事中で、コンサートホールの入り口付近は混雑しています。ちょっと遠くの駐車場に車を止めて、コンサートホールに向かいました。コンサートホールはガラス張りのモダンな外観で、スタヴァンゲルの名所、プレイケストーレンを思い起こさせるデザインです。チケットを渡して中に入ると、ところどころ剥き出しでまだ完成していないのが分かります。

コンサートホール外観はガラス張りです。

2012/05/26

奇跡の一週間

すいません。ちょっと大げさなタイトルでした。でも、この一週間、本当に奇跡のように毎日いいお天気でした。朝起きるとお日様が照っている。サマードレスにサンダルという格好でも全然寒くない(普段はオープントウの靴は夏でも寒くて履けません)。娘の学校からは、帽子と日焼け止めクリームを持たせるよう連絡が来る。こんなことは、少なくともスタヴァンゲルでは滅多にありません。私の記憶をたぐりよせると、こんなにいいお天気は、私たちが引っ越してきた4年前の夏以来ではないでしょうか。ただ、私たちは、夏に日本に帰ったりしてあまりノルウェーにいないので、暖かい日を逃しているのかもしれませんが、ノルウェーにいた人曰く、「去年は、待てど暮らせど、夏はとうとうやってこなかった」そうなので、4年ぶりの素晴らしく良い天気、というのも大げさではないかもしれません。

こうなると、ノルウェー人はちょっと軽いパニックです。この機会を逃すな、とばかり、みんなお日様にたっぷりと当たります。ウチでも、学校帰りにトイザラスに寄ってビニールプールをや水鉄砲を買って帰りましたが、お店では同じようにプールや外で遊ぶおもちゃを買う人たちでいっぱいです。また、この機会に庭の手入れをするのか、ガーデニングセンターも大人気です。スーパーでは、みんなソーセージやバーガーなど、外でバーベキューするものを買い求めていました。

家に帰って、さっそくプールを出し、みんなで水着に着替え、去年買ったわりに一度くらいしか使わなかったガーデンチェアーとテーブルのセットを並べ、スイカやアイスを食べ、ちょっと錆び付いたバーベキューグリルでサーモンとソーセージを焼いて食べました。両隣のお宅でも同じようにプールを出し、バーベキューをし、子供たちはパンツ一枚で走り回っています。大人も庭のイスに座って日光浴。

先日は娘達に新しい自転車を買いました。普段ぱっとしない天気だと、学校から帰ってきて外で自転車の練習、という気分でもないので、娘達は自転車に乗るのがあまり上手ではありません。上の娘など、まだ補助輪なしの自転車に乗れません。でも、この数日少しづず練習したおかげで随分上手になりました。

下の娘は庭で自転車の練習

2012/05/21

プレイデート

プレイデート、という言葉は日本でも使われるのでしょうか?ノルウェーでも使うのかどうかよく分かりませんが、英語ではよく使う表現です。なんのことかというと、単に、子供を一緒に遊ばせましょう、ということですが、今どきは親も子供も忙しいので、ちゃんと日時を決めておかないと、一緒に遊ぶこともままならないのです。特に娘の学校はスクールバスも走っているほど、学校から遠いところに住んでいる子供も多いので、一緒に遊ぶとはいえ、親が送り迎えをしないといけない場合がほとんどです。なので、子供のお稽古や親の都合など、いろいろと調整して、やっと子供は学校以外のプライベートな時間に一緒に遊ぶことができるのです。

先日下の娘が幼稚園の「親友」たちとプレイデートしました。よく考えて見たら、上の娘にはいろいろプレイデートをアレンジしているのに、下の娘はまだ幼稚園のお友達とプレイデートしたことがない、という事実に最近気付いたので、これではいけない、と、娘の友達のママのひとりに「プレイデートしませんか?」ともちかけたところ、あれよあれよ、という間に、娘がいつも一緒に遊んでいる親友4人といっぺんにプレイデートすることになりました。いつもは、一人の子と予定を合わせるのにも苦労するのに、4人みんなと都合が合うなんて、星の巡り合わせとしか思えません。

集まった4人の女の子たちは、ノルウェー人と日本人ハーフのうちの娘のほかに、両親がアジア系ノルウェー人とデンマーク人、アメリカ人とノルウェー人、そしてコロンビア人とベネズエラ人、という、民族的にも言語的にもばらばらの子供たち。こうして、いろいろなバックグランドの子供たちと当たり前に遊べるのが、インターナショナルスクールのいいところです。そして、私意外の親御さんはみんな石油関係のお仕事をしているのは、やっぱりスタヴァンゲル。そういう意味で、国籍は多様でも、プロフェッショナルの分野に偏りがあります。

2012/05/19

ノルウェーのナショナルデー

やっと終わった・・・何って、5月17日の憲法記念日。

先週は基本的に忙しかったのですが、火曜日にトロムソに日帰り出張したのがやっぱりきつかった。スタヴァンゲルからトロムソへは直行便が出ていないので、オスロ経由で行ったのですが、朝の5時半に家を出て、10時半ころトロムソに到着、11時半からプレゼンをしてそのあとミーティング、そして4時半の飛行機でスタヴァンゲルへ。家に着いたのは夜の8時。疲れた・・・。そして次の日はミーティングやらセミナーやらで一日が終わり、疲れが残ったままに17日の朝。

5月17日はノルウェーがデンマークから独立して独自の憲法を制定した記念すべき日、ということで、もちろん国の祝日。この日、各地で子供たちのパレードが行われます。娘の学校もパレードに参加します。英国学校ではレセプションと呼ばれる、日本で言う年長さんの年からこのパレードに参加するので、娘は去年からパレードに参加したのですが、私はそのとき学会でハワイに行っていて、なんと帰ってくる日にちを計算ちがいしてパレードに間に合わなかったために、娘のパレードを見逃してしまう、という大失敗を犯し、また、全て一人でやらなければならなかった夫にはいまだに嫌味を言われます。

さて、パレードで子供たちは普通ノルウェーの民族衣装で参加しますが、英国学校では民族衣装は着ないで、代わりに学校の制服でパレードします。パレードは朝10時からなので、子供たちは9時に集合です。この日は朝からひどい天気でした。寒いし、雨も降ったり止んだりしています。これが他の日だったら外に出ないで一日家にこもっていたいような天気ですが、パレードなので仕方ありません。子供に温かいウールの下着を着せて、集合場所に向かいます。着いて見ると、みんな悪天候の中、それでもパレードということで少し興奮気味でしたが、中には泣いている子もいます。私だって、このクソ天気の悪い中パレードしろ、と言われたら泣いちゃうかも、気持ちは分かるよ、と、同情の視線を向けつつ集合場所を後にして、パレードの通過地点に向かいました。

それでも道端には沢山の人が集まり、パレードが始まるのを待っています。それにしても、この天気。5月だというのに、また冬に逆戻りしてしまったようです。春は一体どこへ行ってしまったのか。もう戻って来ないのか。おしゃれより防寒を優先させた格好で来てよかった。周りを見渡しても、顔見知りの英国学校の親御さんたちは、ほとんど防寒優先の格好でした。まあ、自分の国の祝日ではないので、気楽なのかもしれません。一方で、ノルウェー人はみんな民族衣装を着ています。でも、雨なので雨合羽を着ていて、せっかくの衣装も良く見えません。


せっかくの衣装も雨合羽でよく見えません。

2012/05/16

ノルウェー語のテストもうすぐです!

「果たして、私にもノルウェー語が流暢に喋れる、などという日が来るのだろうか?」そんなことを考えてしまうのは、あと2週間ほどでノルウェー語のテストだからでしょうか。受けるのは、レベル2のノルウェー語のテスト。一応中級だと思うのですが、在ノルウェーもうすぐ4年の身としては、「まだそんなレベルなの?」と言われても何も言い返せない程度のものです。しかし、このレベル2というのは、実は移民には大切な登竜門。なぜかと言うと、永久居住者になるには、このレベルをパスしないといけないことになっているからです。

ノルウェーに移民したい人は、ノルウェー語ができるのが必須です。これは、250時間のノルウェー語と50時間のソーシャルスタディーのクラスに出席することでクリアできますが、まず、私の場合、クラスをとり始めるのが遅かった。普通は移民してきてすぐに始めるらしいのですが、私の場合は新しい仕事に慣れるのに精一杯でそれどころではなく、さらに妊娠・出産も重なって、結局ちゃんとクラスを取り始めたのは、やっと2年ほど前。それでも、始めてからは、わりと真面目にクラスに出席していましたが、学会や仕事の都合などで休みが重なったりすることもしばしば。しかし、必須のクラスであるため、出席のチェックがとても厳しく、私は未だにこの250プラス50時間をクリアしていません。さらにこの学期はノルウェー語のクラスをお休みしているので(フルタイムで働いて、小さい子供がいる上に夜間の語学のクラスを取るのはさすがにちょっと疲れた!)、一体いつになったらこの条件をクリアできるのかわかりません。そんな折、レベル2のノルウェー語のテストをパスすれば、クラスに出席するのは免除される、という話をきき、それならばいっそテストに合格してしまえ、という戦略に切り替えることにしたのです。

一応模擬テストでは合格しているので、全くムリ、ということもないだろう、と自分に言い聞かせていますが、テストは、ヒアリングと筆記に加えて会話のテストもあり、私はヒアリングと会話に関しては全く自信ありません。ノルウェー語学校の先生は「会話で落ちる人はほとんどいないから」と言って励ましてくれますが、確率はゼロでないわけで、きっと私みたいな人が落ちるんだ、と気持ちはネガティブです。しかし、あまり後ろ向きになっていても拉致があかないので、この2週間はできるかぎりノルウェー語で会話する、という目標を立ててみました。

2012/05/13

自転車でエクササイズ

日本で自転車というと、ちょっとそこまで行くのに、という感覚でなはいかと思うのですが、ノルウェーで自転車というと、もっとスポーツとしての自転車競技が思い起こされるように思います。見かける自転車も、日本によくある、前に籠がついているような自転車はあまり見たことがありません。もっと、スポーツ仕様で、前のめりになって乗るタイプです。また、ヘルメットの着用が義務付けられているので、普通の「ちょっとそこまで」という服装で自転車に乗ると、どう見てもヘンです。だからなのか分かりませんが、道行く自転車の人たちはみんな自転車用の服を着ています。あの、ツール・ド・フランスなどで見るような体にぴったりしたやつです。そうでなければトレーニングスーツみたいなのを着ていて、そう、まさに「トレーニング」の様相です。

サイクリングというものは、ノルウェーではとても人気があるようです。たくさんの人がエクササイズの一環としてサイクリングしているようですが、特に高学歴・高収入の中年男性の間で人気があるそうです。理由のひとつは、本気でサイクリングするような自転車はすごく高いからでしょうか。下手したら中古車一台買うような値段です。さらに、サイクリング用のスーツ、ヘルメット、靴、手袋、サングラス、などなど、サイクリング用品が必要になる上に、自転車整備用のツールなどまで揃えたらかなりの出費です。

私が今住んでいる家は丘(というか、山)の上にあり、道路も整備されていて広く、山をぐるっと一回りするようなループになっているので、自転車のトレーニングをしている人をよく見かけます。しかし、登りはハンパではありません。私は、下の娘の育休中できるだけ毎日散歩に行くことを自分に課していたので、そのループをよく散歩していたのですが、ベビーカーを押して歩いて一周45分くらいかかります。そして、家に帰るころには、もう汗だく。トレーニングしている人たちは、そのループを自転車で登ったり下ったりしているわけです。

また、サイクリングのサークルのようなものもあるようで、グループでぞろぞろと自転車をこいでいる男性たちの姿もよく見かけます。なぜ、男性なのか、よくわかりませんが、有名な自転車レースなどを見ていても、男性ばかり。自転車には男のロマンというものがあるのかもしれません。

2012/05/11

子供と日本語

たまにスタヴァンゲル在住の日本人のお母さん達に会う機会があります。みなさんノルウェー人と結婚してここに住んでいるので、子供はみんな日ノルのハーフです。こうして日本語を話す機会があるのは、私にとってもリフレッシングであり、また、子供たちにとっても、数少ない日本語の会話を耳にするチャンス。そして、もしかして日本語で会話してくれるかも、なんていう期待もしているのですが、なかなかそううまくもいきません。

うちの娘以外の子供たちはみんなノルウェーの学校や幼稚園に行っているのがほとんどです。幼稚園は英語ノルウェー語両方のところに行っている子もいますが、小学校からはノルウェーの学校に行くようです。それは当然といえば当然で、ノルウェーでは大多数の子供たちが公立学校に通うので、普通にノルウェーで生活していたらノルウェーの学校に行くのが当たり前です。なので、私が会ったことのある日本人とノルウェー人のハーフの子は、ほとんどノルウェー語が第一言語です。もちろんノルウェーでは小学校1年生から英語を習うので、みんな最終的には英語が話せるようになると思いますが、小学校入学前や低学年の段階では、英語はあくまでも第二言語で、そんなに上手くは喋れないようです。

一方、ウチの子供たちの場合、英語とノルウェー語、どちらが母国語なのか、私にもよくわかりません。毎日学校で英語を喋っている分英語が話しやすいようですが、ノルウェー語も別に問題なく使っています。ノルウェーに住んでいて、自然に耳に入ってくるのと、夫や夫の家族とのコミュニケーションからくるのでしょうか。確かなのは、彼女たちの母国語は日本語ではない、ということです。

ウチでは、子供たちは「ママはノルウェー語が下手」というのを知っているので、私にノルウェー語では話しません。同時に、「ママは英語が話せる」というのも知っているので、日本語でも話してくれません。なので、先日日本人の研究者の人が来ていたとき、「彼は日本語しか喋れないから、日本語で話してあげてね」と言って日本語で会話をさせようとしたのですが、彼が夫と英語で喋っていたため、ウソは早速見抜かれてしまい、「He CAN speak English!」と言って、それからは英語でしか喋ってくれませんでした。まあ、ちょっとムリがあったかな。

2012/05/06

天気の良い日曜の午後には

このところ、変な天気が続いています。晴れて気持ちいいな~、なんて思っていると、その5分後に雪やあられが降ってきたり。また、家の中から外を見ると晴れているので、ぽかぽかしているのかと思いきや、外に出てみると「寒っ」。それも、ちょっと肌寒い、なんてものではなく、5度とか6度とか、5月とは思えない寒さです。しかし、どんなに寒くても、日が照っていると、なんとなく外に出て何かしなくては、と思うのは、やはり、これを逃したら次いつ太陽を見られるかわからない、という北欧の天気のせい。特に、週末には、やはり子供たちを連れて外で何かしにいかないと、という、強迫観念にも似た気持ちが湧いてきます。ノルウェーでは、子供を外で遊ばせてあげないと可哀想、みたいな社会通念があるからです。特に天気の良い週末に子供を外にだしてあげないなんて、悪い親の見本みたいな感じです。

というわけで、「どこに行きたい?」と娘にきくと、ロンドンから帰ってきてからすっかりミュージアム好きの上の娘は、動物の剥製やら骨やらが並んでいるスタヴァンゲルミュージアムに行きたい、と言うのですが、ちょっと前に行ってきたばかりなのと、私が個人的にあまり好きでない(怖い!)ので、どこか他のところに行こう、ということで、ウトステインという僧院に行くことにしました。この僧院は中世に建てられた僧院だそうで、今はミュージアムとして一般公開されています。スタヴァンゲルからすこし離れた島にあるのですが、海底トンネルでつながっているので、フェリーなしでそのまま車で行けるので便利ですし、そっちの方面にはあまり行ったことがないので、ドライブもかねて行ってみることにしました。

友人のノルウェー人夫妻も誘って、スタヴァンゲルからのどかな農業地帯を抜けて、だいたい30分くらいで到着。友人夫妻はもう何度か来た事があるそう。それも、そこで催されたパーティーに行ったそうです。ミュージアムの他にプライベートで貸切もできるのだとか。さらに、お化けが出る、というウワサもあり、そう言われてみれば、ちょっとスプーキーな雰囲気です。そういえば、さっきまで晴れていた空も、なんとなく暗~くなってきました。娘に「ここはお化けが出るんだって。もしかしたらお化けに会えるかもしれないね。」と言うと、娘は半分怖そう、半分嬉しそうな顔で「ほんと~?!」


お化けが出そう?

中庭。ちょうど雪も降り始めてきました。

2012/05/01

プレイケストーレンに登ってきました

先週は、オスロの北にあるオース(Ås)の大学でリサーチフェローをしている若い日本人の研究者の人が来ていました。セミナーで発表してくれるようにお願いしてきてもらったのですが、個人的にも知り合いなので、セミナーが終わったあともそのまま残ってもらったのです。彼と始めて会ったのはコロラドにいた頃です。私たちはコロラド州立大学に勤めていたのですが、同じくコロラドにある、コロラド大学でポスドクをしていたのが彼です。環境経済学者、ということで、分野も重なるし、また、夫の研究分野と同じなので、コロラドでも何度か会ったのですが、その後学会で会ったとき、ノルウェーの大学で働くことになった、ときいたのが、もう二年ほど前でしょうか。その後、何度もスタヴァンゲルに招待しようとしたのですが、「なぜ明日できることを今日する必要があるのか?」となんでも先送りにする習性のある夫に任せていたため、全く進展がないので、とうとう私がイニシアティブを取り、今回の招待に至ったわけです。

最初にスタヴァンゲルにおいでよ、と招待した頃から彼が行ってみたいと言っていたのがプレイケストーレン。リーセフィヨルドから600メートルほど垂直に上がった崖です。その崖の上が平らになっていて、その姿が司祭が説教する台のようだ、と、「Pulpit Rock」の英語名がついています。スタヴァンゲルエリアでは、一番の観光名所です。もちろん、そのまま崖を登ることはできないのですが、後ろから回っててっぺんに行くことはできます。一応目安は片道2時間のハイク、ということになっていますが、普通の人は1時間半くらいで登れるようです。一週間前に夫がアメリカ人の同僚を連れて行ったときは、まだ雪が少し残っているものの、問題なし、ということで、土曜日に彼とふたりで行く予定になっていました。しかし、そこはノルウェーのこと。どんな天気になるかわかりません。一応天気の様子を見て、あまり激しい雨などだったら中止にしよう、と思っていたのですが、当日はなんと、ぴっかりいい天気!暑くも無く、まさにハイキング日和です。

私はプレイケストーレンに登るのはこれで二度目になります。始めて登ったのは、まだノルウェーに引っ越す前。もう、7年も前になるのでしょうか。そのときは登り切ったものの、けっこうキツかったのを覚えています。また、一緒に行った夫(当時の彼氏)のお母様はすいすい登っていて、さすがノルウェーの人は足腰が強いなあ、と感心したのを覚えています。

夫は娘達を連れて映画を見に行くと言うので、彼らを中心街で降ろし、日本人ふたりはフェリーに乗ってプレイケストーレンの入り口に向かいました。入り口の駐車場に車を止めて、いざ!でも、駐車場の時点ですでに素晴らしい景色。もうこれで満足して帰ろうか、なんていう話も出ましたが、がんばって頂上を目指します。

登り口。この時点ですでにそれなりの高さです。
2+2t とは、目安として行きに2時間、帰りに2時間みよ、ということ。

2012/04/24

放課後アクティビティー

月曜日と火曜日。この2日間私たちはちょっとばたばたしています。なぜかというと、上の娘のダンスのレッスンがあるからです。月曜日は6時15分からバレエのレッスンです。そのまま行ったら少し早すぎるので、いったん家に帰って、大急ぎでご飯を食べ、夫か私どちらかが上の娘を連れてスタジオへ。しかもけっもう離れた所にあるので、車で片道20分くらいかかります。火曜日はダンスのレッスンが5時からなので、4時に娘たちを迎えに行って、そのままスタジオへ。下の娘は上の娘のレッスンが終わるのを待っていなければいないので、DVDなどを持参して、暇つぶしができるようにします。

さらに、今週からそこにサッカーの練習が加わりました。上の娘が学校のサッカークラブに参加することになったからです。なので、月曜日はサッカーとバレエ両方の準備をしておかないといけません。

子供の放課後のアクティビティーで走り回る親は私たちだけではもちろんありません。ほとんどの子供がなにかしらのアクティビティーに参加しているようです。近くであるなら勝手に行って帰ってきてくれるのかもしれませんが(近所の子供たちはそうしているようです)、遠い場合はやはり親が送り迎えしなければです。また、アクティビティーによっては(サッカーなど)、週末の度に、今日はどこそこで試合、などど、あちこちに遠征しているようで、親は大変です。

ポピュラーな習い事は、バレエ、ダンス、水泳、サッカー、体操、などのスポーツ系と、ピアノ、ヴァイオリン、演劇、などの芸術系でしょうか。空手やテコンドーなどの武術系も人気です。地域のカルチャースクールでいろいろなクラスを取ることもできますが、なかなか空きがなかったりするので、プライベートのレッスンに行くのも一般的です。娘達のいとこの女の子達(12歳と9歳)はバトンとハンドボールをやっていて、バトンの方は地区大会で入賞するほどの腕前です。

ところで、夫は娘にテニスの英才教育を受けさせたいと思った時期があったのですが、それはノルウェーに引っ越した時点で無理となりました。なぜかというと、カリフォルニアのようにタダでいつでも使えるテニスコートがあまりないのです。また天気も悪いので、いつも練習しようと思ったら高い会費を払ってテニスクラブのメンバーになり、高い使用料を払ってテニスコートを使うことになります。アンドレ・アガシは子供の頃から毎日何千球だかのボールを打ち込んでいたそうですが、そんなことをしていたらえらい出費です。まあ、そんな小さいことを気にしていたら、天才なんて育てられないのでしょうが。